- 膝痛の改善のために一生懸命やっていたのに、むしろ悪化させていたとは…
- えー!!これが原因ではなかったんだ!!!
と驚かれ、特にこれは大事だから伝えなければ!
と思ったことを8つ厳選しました。
1.軟骨がすり減っているから痛い
関節軟骨には血管も神経も無いので軟骨自体は痛みを感じません。
2.軟骨のためにサプリを飲んでいる
グルコサミンやコンドロイチンを飲んでも効果がないという論文が次々と報告されています。
一方で「このサプリ効いた!」という方や宣伝を見ますよね。
こしいし調べによると大きく2つ要因あります。
①出演者に台本読んでもらっている、ギャラ払っている
(CMだから当たり前といえば当たり前です。例えば芸能人の出ているCMも「あなたこれ使ってないでしょ」みたいなのありませんか?)
②効いたと思い込む→姿勢良くなる→膝の負担軽くなる
私が若い頃、お医者さんに「サプリ飲んだら膝が良くなったという患者さんって本当にサプリの効果ですか?」
と質問した時に上記のように答えてくださいました。
いわゆるブラシーボ効果というやつです。
良く言えば、信じるものは救われる…ですかね。。。
3.太もも(特に前側)の筋トレを頑張ってやる
膝の痛みの際によく指導される方法ですが…
太ももの筋肉に負担がかかり過ぎて膝痛になっているので、悪化します。
4.膝の水を何度も何度も抜いている
本当に腫れがひどい場合、1回2回抜くのはOK。(関節内に感染や出血や化膿があるか調べるためという場合もあるので)
ただ、毎回抜く・定期的に抜くのは疑問です。
膝に水が溜まりにくい状態にするため、足関節・股関節・骨盤・背骨などを調整する方が効果的です。
5.ヒアルロン酸注射を定期的に打っている
初期は効くこともあります。しかし、それを5回とか10回とか繰り返していると炎症を引き起こすリスクもあります。
6.膝周りをとりあえずマッサージしてもらっている
膝の痛みは膝以外に原因のあるケースの方が多いです。
「気持ちよいから」「ラクになる気がするから」と膝が痛い時にマッサージしてもらうのも悪化する場合もあり危険です。
膝の痛みで原因となることが多い部位はこちらのブログで紹介しています。
7.プールで膝痛の予防・改善のために歩く
プールで歩く筋肉と地上を歩く筋肉は使う場所が違います。
膝痛改善の効果はあまり期待できません。
「私は地上を歩くより、プールで歩くのを上手になりたい!」というのなら良いですが…
そのような方は少ないと思います。
8.サポーターをして過ごしている
何しても痛いという急性期の場合は有効。
しかし、日常的に長期間使用しているとちゃんと筋肉が働かなくなっていき、余計に膝痛が長引く・悪化する原因の一つとなります。