「ヒアルロン酸を何度も打ったけど、もう効かない…」そんなあなたへ

膝が痛くて、整形外科でヒアルロン酸注射を受けた。最初は少し楽になったけど、数回目から「なんか効かなくなってきた…」と感じていませんか?
中には、
- 「注射を6回しても治らなかった」
- 「もう加齢だから治らないと言われた」
と悩んでいる方もいらっしゃいます。実際、当院にもそんな経験をされた方が来られ、3ヶ月後には趣味の水泳に復帰された例もあります。
この記事では
- 「なぜヒアルロン酸が効かなくなるのか」
- 「本当に膝の痛みを改善するにはどうすればいいのか」
について、実際の症例を交えてお伝えします。
ヒアルロン酸は“一時しのぎ”の潤滑剤
ヒアルロン酸の注射は、関節に潤滑油を補うようなものです。たとえるなら、
サビついたドアの蝶番に「KURE 5‑56」をシュッと吹きかけるようなイメージ。
その場ではスムーズになるけれど、根本的な原因を改善しない限り、再び“ギシギシ”してきます。
実際にこんな方がいました(60代男性)
- 歩行困難、トイレの座り立ちも辛い状態
- 整形外科でヒアルロン酸注射を6回実施 → 約2週間後に痛み再発
- 病院で「加齢による痛みで完治しない」と診断
整形外科では改善されず、膝の痛みと一生つきあうしかないと考えていたところ、当院をネットで知りご来院。
“根本改善”を目指したアプローチ
当院では、足部〜背骨の関節を調整し、筋膜・神経の動きの改善を。通院とセルフケアを続けた結果、3ヶ月後には趣味の水泳を週3回楽しめるまでに回復。
「整形外科では完治しないと言われたけれど、諦めなくて本当によかった」という嬉しいお言葉をいただきました。
「この人は特別なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、こういった経過は、決して珍しいことではありません。
ヒアルロン酸の注射で変わらなかった方が、改善していくケースは当院ではよくあることなんです。

ヒアルロン酸が効かなくなる理由
~体が“異物”と認識するから~
- 同じヒアルロン酸が何度も注入されると、体は異物と判断
- その結果、吸収・分散されやすくなり、効果が続きにくくなる
最初の数回は効いても、そのあとは効かなくなる…という声をよく聞くのはこのためです。
まとめ
- ヒアルロン酸は“一時的な潤滑剤”にすぎない(KURE 5‑56のイメージ)
- 効かなくなるのは、体の“自然な反応”
- 本当に重要なのは「なぜ膝が痛くなってしまうのか?」を見直すこと
- 整形外科で「治らない」と言われても、回復の可能性は十分にあります
もし「注射でも変わらない」「もう歳だから仕方ない」と思っているなら、違った視点から体を見直すことをおすすめします。