なぜ、朝に腰が痛くなるのか?
- 朝起きて腰が痛い
- 痛くはないけれど、朝は固まった感じがする
- 寝ても疲れが取れない
このようなお悩みで困ったことはありませんか?
寝ている間は、代謝も落ち循環も悪くなります。(睡眠とは、身体を休ませることですから、寝ている間に循環が悪くなることは異常なことではありません。)
そこで大事になってくるのは、寝返りが自然とできる「カラダ」と「環境」です!
大きく3つの問題があります。
- 身体の可動性の問題(筋肉・背骨の動き)
- 自律神経系の問題
- 寝具や寝る環境の問題
これらの問題が多いほど、朝痛くなったり、朝起きるとガチガチに固まった感じがしたり、寝ても疲れが取れなかったりします。
1.身体の可動性の問題(筋肉・背骨の動き)
寝返りをするために必要なのは、身体をひねる動きですよね。
ですから、身体をひねるのを邪魔する要素を取り除き、ひねる動きがしやすい身体にすることが必要になってきます。
特に重要な部分は…
- 背骨。特に胸椎(背中)の動き
- 骨盤の動き
- 背骨・骨盤周囲の筋肉の柔軟性
腰よりも、背中がひねる動きに重要なのは、この画像をみるとわかりやすいと思います。
腰の部分よりも、肋骨の付いている背中の部分の背骨が横にスライドするように大きく動いているのが分かると思います。
その他に筋肉で大事なのは腸腰筋という部分です。
この筋肉が硬いと、仰向けで寝たときに、腰が反るような状態となり腰(特に下部)に負荷がきやすくなります。
その他にも、当然細かな調整は必要になってきますが、上記の部分の調整をおこなうことで可動性は改善していきます。
2.自律神経系の問題
- 寝ている間も力んでいる
- よく目が覚める
このようなことはありませんか?
寝ている間、力んでいるというのはなかなか自覚しづらいところがありますが…
例えば、歯ぎしりは日本人の70%の方が経験していて、多くの人が自覚していないことが分かってきました。
<自分で出来る歯ぎしりチェック>
- 日中、集中している時に上下の歯を当てたり、歯を食いしばっていることがある
- 朝起きた時に顎や頬の筋肉が張っている(こっている)ことがある
- 歯ぎしりしていると近親者に言われたことがある
- 歯がすり減って短くなってきている
- 詰め物がよく取れたり、割れたりする
- 知覚過敏の歯が多い
- 歯に亀裂が多く見える
歯ぎしりの原因は主にストレスと言われています。
「ストレス」「自律神経」という観点から私が特に大事と考えているのは
- 頭蓋骨の調整
- 背骨(特に胸椎)
- 呼吸が浅くなっている(横隔膜・胸郭・頭蓋骨・首まわりの調整が必要です)
このあたりの調整をおこなうと、リラックスしてカラダが休まりやすくなりますよ。
3.寝具や寝る環境の問題
<寝具>
柔らか過ぎる寝具を使うと身体が沈んでしまい、寝返りをうつことができなくなります。
<寝る環境>
「寝返りをする際の障害」はありませんか?
特にお子さまやペットと一緒に寝ていて、身動きが取りづらい環境などの影響も考慮する必要があります。
まとめ
「私にはこれが当てはまるかも」という部分はありましたか?
どれから改善しようか迷う場合もあるかもしれません。
ご来院いただければ、そのあたりアドバイスを含め施術いたします。
快適な睡眠ができると、疲れも取れ、エネルギーも充電されて前向きな気持ちにもなりやすいですよね。
お困りでしたら、LINEまたはお電話(03-5422-6539)にてぜひご相談ください。